レイキの始まり

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レイキは1922年、創始者の臼井甕男(うすい・みかお)氏によって始められました。

臼井氏がレイキを始めたきっかけは、人生に悩んで、京都の鞍馬山に登り、断食をしたことに始まります。1922年3月と言われています。

いくら修行しても悟れないもどかしさから、当時の禅の師に相談したところ、「それなら一度死んでごらん」と言われ、死んでもかまわないという固い決意で断食をしたそうです。

断食を始めて20数日が経ったある日、突然、頭の中心部に落雷を受けたような衝撃を感じ、そのまま意識不明になりました。

気がつくと夜が明け始めていて、心身爽快な気分で目覚めたそうです。

そのとき、宇宙との一体感を達成し、求めていた悟りの境地に至ったのです。

 

喜んで鞍馬山を降りていたところ、石にけつまずいて足の指の爪が剥がれ ました。

それで足の指を手で押さえたところ、痛みがなくなり、傷が治ってしまったのだそうです。

また、山のふもとの食堂で食事をしたとき、主人の孫娘がひどい虫歯で頬を腫らしていたのを見て頬に手を当てたところ、たちどころに痛みが引いてしまいました。

このようなことから、何か不思議な力が働いていると気づき、家に帰ってから、家族などを相手にいろいろ試してみたそうです。

いよいよその力が間違いないものだと気付いた臼井氏は、これを臼井霊気療法として、人々の病気や怪我の治療を始めたのです。

また、この力を多くの人に広めようとして工夫を重ね、伝授指導する方法を創り出し、1922年4月に臼井霊気療法学会を設立しました。

翌年には関東大震災が起こり、多くの負傷者が出ました。臼井氏は、その負傷者に対して精力的に治療を行い、多くの人に喜ばれたそうです。

 

※ここに書かれている内容は、ウィキペディア「臼井甕男」や、ブログで紹介している数冊の書籍を元に書いています。

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