原因不明の目の病気へのレイキ

タイ在住の60歳過ぎの男性の症例です。

ゴルフをしていて突然、首筋辺りにピキーッという痛みを感じたそうです。そこからボールがよく見えなくなり、ゴルフのスコアはガタガタに。

翌朝、起きるとモノのピントが合わず、気持ちが悪くなるほどだったとか。特に下の方を見ると、まったく視認することができず、歩くときもつまづかないように、そろそろと歩くほど。それでも何度も足をぶつけたそうです。

車の運転もまったくできなくて、一時は車も売ってしまおうかと弱気になられたようです。ともかく帰国して診察を受けたい。それで、すぐに実家へ帰られました。

ところが、病院で診てもらっても異常がありません。MRIの検査も受けましたが、まったくの正常。3つの病院で診てもらったそうですが、どこも同じ結果でした。

首のあたりからMRIで診てもらったそうですが、それでも原因がわかりません。原因がわからないから、治療法もありません。医者が言うには、しばらく落ち着くのを待って、それから眼鏡で補正することを考えましょう、ということでした。

そういう状態だったので、友人は諦めてタイに戻ってきました。そして、藁にもすがる思いで、私のレイキを受けることにしたのです。

1回目は、2016年2月27日(土)の15:30~16:30の1時間です。頭部を、前面、後面、側面と丹念にレイキをしました。そのときはレイキの練習交流会でもあったので、他の人に胸、腹、足などもレイキしてもらいました。

2回目は3月1日(火)、3回目は3月4日(金)、4回目は3月8日(火)で、それぞれ1時間ずつ私1人で行いました。やっているうちにだんだんと、ヒビキの強いところが特定されてきて、そこに集中的に行うようになりました。

ヒビキが強かったのは、背面の首の付根、左側の腎臓です。最初は目にやっていましたが、あまりヒビキが強くありません。後頭部が少し強いと感じて手を当てていましたが、両手で後頭部をやったとき、首の方から強いヒビキを感じたので探ったところ、首がもっとも強いとわかったのです。そのとき初めて、ゴルフのときのエピソードを聞かされました。

念のために左右の腎臓や肝臓なども手を当ててみると、左の腎臓だけ強いヒビキを感じました。そのことを友人に伝えると、そこが痛くなることがあると言っていました。それで途中から、左手を首に、右手を左の腎臓にという形で、レイキをするようになりました。

5回目は3月10日(木)ですが、ヒビキが一向に弱まらず、1時間半ほど施術しました。6回目は3月15日(火)、7回目は3月18日(金)、8回目は3月30日(水)、9回目は4月5日(火)に、それぞれ1時間ほど行いました。

レイキの施術をしている間に、症状は徐々に改善されて、車を運転したり、ゴルフもできるまでに回復されました。初回の時は斜視のような表情をされていましたが、これも3回目くらいには大幅に改善され、現在ではまったく普通の状態です。

まだ100%ではありませんが、かなりよくなっているから大丈夫ということなので、それ以降はレイキをしていません。本当は、もう少しやった方が良いとは思うのですが、レイキは相手の自由を重んじますから。日本の病院でさじを投げられた友人でしたが、今は元気で一緒にソフトボールもやっています。

原因が何かは、レイキでは特定できません。しかし、どこに症状が出ているのか(患部)どこが悪いのか(病根)はわかります。そこがレイキ(氣)を必要としているので、そこに手を当ててレイキを流してあげる。そうすることで、自然治癒力が促進され、症状が改善されます。

レイキは、病気を治してあげるものではなく、治ろうとしている本人の身体を助けてあげるものです。なので、治るかどうかは本人の身体次第なのです。

不調なところがある方、ぜひ試しにレイキを受けてみませんか?ご連絡はこちらへどうぞ。

 

偏頭痛へのレイキ

偏頭痛の多くは、原因不明のケースが多いです。

原因がわからないのですから、治療も対処療法しかできません。せいぜい、痛みを軽減する薬を飲むぐらいのこと。

昨日は、そんな偏頭痛で苦しんでおられた方へレイキをしました。

 

対象者は、タイで働いておられる女性です。数年前に偏頭痛を発症し、そのときは倒れてしまわれたそうです。

頭の左側が猛烈に痛くて、その影響なのか、しばらくは言葉や人の名前を忘れてしまわれたのだとか。

そのとき以来、薬が手放せなくなったそうです。いろいろ試して、自分に合った薬を処方してもらい、それがあれば、偏頭痛が起こってもすぐに痛みがおさまる。そういうことを繰り返しておられたそうです。

それが、昨日はその薬が効かないのだそうです。多少は痛みが軽減されるものの、痛くて仕事に集中できません。

夕方になり、私のところへ助けを求めて来られました。

 

見たところは、それほど苦しんでいる感じはありません。ただご本人は、まだけっこう痛いと言われていました。

さっそくベッドに仰向けになっていただき、レイキのことを説明しながら施術しました。

両手で頭を軽く挟むようにすると、すぐに両手が頭に吸い付くような感じで、強いヒビキを感じました。さらに私の左手首には、ときおり痛みを感じます。

30分して様子を伺うと、ほとんど痛みがなくなったご様子。それで、左腕も痛みがあると言われていたので、次は左腕に左手を当て、右手は頭頂部に当てるようにして、さらに30分ほどレイキをしました。

終わってから様子をうかがいました。すると、「あれっ、なんで?もう痛くないです。」と、すっかり偏頭痛がおさまったご様子でした。左腕の方は、まだ痛みがあるものの、前より随分とマシになったと言われていました。

 

以前、「頭痛のときのレイキ」ということで、知り合いのお嬢さんにレイキをしてあげたことがありました。

そのとき、レイキを始めてしばらくすると、痛みが増したり、吐き気がするなどの反応がありました。そのとき、好転反応だろうということを説明しました。

今回も、始めてすぐ、吐き気を感じられたそうです。しかし、すぐにおさまったので、そのままレイキを続けました。

好転反応というものはありますが、レイキを続けるかどうかは、ご本人の判断です。レイキは無理をさせません。ご自身が身体の声を聞いて、ご自身で判断していただきます。

 

今回は、1回の施術でたしかな効果が現れましたが、必ずしもそういう効果を保障するものではありません。症状によって、あるいは人によって、効果の出方は様々です。

しかし、最低でも30分、レイキを受けていただいたなら、何らかの変化を感じていただけるものと思います。

不調なところがある方、ぜひ試しにレイキを受けてみませんか?ご連絡はこちらへどうぞ。

原因不明の肩の不調へのレイキ

日本におられるMさんからメールが届いたのは、1月ももうすぐ終わりという日のことでした。

タイ関係のブログを読んでいて、レイキのことが書かれており、興味を持ってメールを送ったとのことでした。

Mさんがレイキに興味を持たれたのは、ご自身が原因不明の右肩痛を抱えておられたからです。

四十肩や五十肩などとも違うし、レントゲンを撮っても原因がわかりません。

整体などの施術を受けると、一時的には良くなるものの、すぐに元に戻ってしまうとのこと。

バンコクに行く予定があるので、そのときにレイキを体験させてもらえないだろうか、というものでした。

話を伺った限りでは、かなり重篤な感じがします。それで私は、1回の施術では効果がわかるかどうか不明なので、3日間通うよう提案しました。1回の施術は1時間です。

もちろん、これは体験として行うので、無料でさせていただきました。その代わり、感想を書いてくださいとお願いして。

 

2月初旬の指定の日、Mさんが来てくださいました。がっしりした身体からは、それほど悪いところがありそうには思えません。

しかし、「ほら、手が上がらないんですよ。」と、ご自身の腕を上げて見せてくれます。「今は痛くないんですけど…」と言われますが、腕は肩の高さまでしか上がりません

前に上げる時と、横に上げるときで、上がる高さに差があるとも言われました。また、肩の上部が腫れていて、悪くなると痛みが肩の前面に出てくるのだとか。

 

さっそくベッドにうつ伏せなっていただき、2人でレイキをすることにしました。1人は頭を中心に、もう1人が右肩にレイキをします。

やっている最中に痛みが出てきたと言われるので、好転反応の話をしました。レイキの刺激で、患部が痛くなったりすることがあるのです。

ただ、レイキは受ける側の自由を尊重しますから、やめたくなったらいつでもやめることは、最初にお伝えしてあります。

30分後に、今度は仰向けに寝ていただきました。右肩の上部と前部に手を当てていると、上部の方に強いヒビキを感じます。おそらく、前部は痛みを感じているだけで、それほど悪くはないのだと思われます。

後半になると、痛みが消えてリラックスした感じになったと言われます。時々、イビキをかいて眠られたりして、レイキがよく届いていることがわかります。

レイキは、人なら誰でも出せるという話をしたところ、お連れの方が興味を持たれて、やってみたいとのこと。それで、Mさんの肩に手を当てていただくことにしました。

私はお連れの方の背後から両肩に手を当てて、レイキが出やすくなるようにサポートしました。サポートしている時も、私の左手に強いヒビキを感じます。お連れの方の左手が、Mさんの肩の上部に当てられているためだと思われます。

こうして1時間の施術をして差し上げたところ、ずいぶんと楽になった感じがするとMさんは言われます。翌日も同じ時間に来ていただくようお願いして、その日は終わりました。

 

翌日は、施術する側は3人で行いました。今度は仰向けだけで1時間です。1人は頭、1人は右肩、もう1人は足や肝臓、腎臓など。

痛みが出ている場所とは違う所に、病根がある可能性があります。レイキは、身体を流れて全身に届くとは言え、やはり患部や病根に近い所に手を当てるのが効果的です。

最終日は、2人でレイキを行いました。この日もMさんには仰向けになっていただいて、1人は頭に、もう1人は右肩に手を当てました。

3日間、各1時間のレイキを受けられて、Mさんはレイキの素晴らしさを実感されたようです。症状が完全に良くなったわけではありませんが、手応えを感じられたご様子。

施術した私たちも、効果を感じていただけたことで、とても嬉しく思いました。また、レイキをさせていただくことで、私たちもまた気持よくなれます。ありがとうございました。

 

では、Mさんからいただいた感想を、以下に紹介します。

日本に帰国後、慌ただしい日々に戻りつつありますが、肩の痛みもあまり出ておらず、可動域に違和感を感じることも少なくなりました。

「レイキ」について無知だった私だけでなく、胡散臭さを感じてた周囲までもが驚いている状況です。

初日の後半、仰向けでレイキを受けながら何気無い会話をしてたにも関わらず、一瞬にしてイビキをかいて寝てしまった時、それまで感じていた痛みや違和感よりも温かさや安心感に包まれている感じでした。
もちろん、好転反応としてその後若干の痛みや熱っぽさはありましたが、翌朝の寝起きの楽さにより「レイキ」への半信半疑が消え、癒しを感じられました。

2日目、3日目と首筋や肩に感じるビリビリ感は強く感じられるようになり、でもそれが痛みとかではなく、心地いいモノとなり、すごくリラックスした状態でした。

掌をあてるだけ、ただその単純な行為の中に、人が誰しも持つ「レイキ」の在り方、そしてそれを施す側の優しさをすごく感じた3日間でした。

赤木さんに頂いた冊子を見て自分でも試してみましたが、何が正解かはまだ分からないんですけど、手から感じる温かさはあり、でもその温かさも時折スーっと抜ける感覚がありますね。
気張ることなく、続けられるといいなぁと思います。