マイホーム・レイキ

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book20140914-1

[仁科まさき/BABジャパン]

レイキスクール「香りの森」を運営されている仁科まさきさんは、西洋レイキのマスターであるとともに、直傳靈氣の大師範でもあります。

その仁科さんが、家族の健康管理にレイキを使うために書かれた本です。

この本は、家族の不調のケアや、病気の予防など、レイキで健康を守ることにスポットを当てた、これまであまりなかったタイプの本です。レイキの本来の実力を知ってもらい、日常で活用していただくために書きました。」(p.3)

最初にこのように、この本を紹介しています。

 

レイキは、ただ手を当てるだけで心身を癒し、病気を予防することができます。ただ、時間がかかるのが短所とも言えます。

しかし、見方を変えれば、その短所が長所にもなるのです。特に家族という親しい関係においては、「時間がかかる=時間をかける」というメリットがあるのです。

病院なら、1時間かけて治療してもらうより、同じことが1分で済むなら、その方が良いでしょう。

でも風邪をひいた時など、家族が傍に寄り添ってくれるなら、1分より1時間の方が、ありがたいと感じませんか?

そう、ただ手を当てて寄り添ってくれることが、しかも長い時間をかけてくれることが、愛情表現になるのです。

レイキは、レイキをすることで、自分にとってその人が大事だということが伝わるのです。子供に言葉を使わないで愛情を送ることもできますし、親に言葉を使わないで愛情を伝えることも出来ます。」(p.43)

私が両親に対してレイキをしてあげたときも、このことを強く感じました。レイキは愛なのだと思います。

 

仁科さんは、レイキは単なる癒しの手段ではなく、生き方そのものだと言います。

単純に手を当てるということ自体、それを心を穏やかにして自然体で実行すれば、実はレイキは生き方になるのです。
 他人に何かをしてあげよう、この人の力になってあげようという優しい気持ち、結果を相手に任せようという謙虚な心持ち、相手に喜んでもらう嬉しさ、自分にもエネルギーが流れるありがたさ、そういった素晴らしい気持ちや感謝が自分の生き方に反映されてきます。レイキをするという行為、レイキをしながら起こる心持ち、自然と生まれる相手に対する感謝の気持ち、自分に対するポジティブなイメージ、このような素晴らしいことができるように作られた自然や宇宙に対する感謝や敬意、これらは技法ではありません。精神世界という単語で表現できるものでもありません。これらは生き方そのものと言えるのです。」(p.260 – 261)

レイキのことを知れば知るほど、私もこのことを実感しています。

レイキをすることが愛であるなら、レイキはまさに生き方そのものなのです。

 

また仁科さんは、「レイキは自然な意図のないエネルギーだ」と言われます。私はこの表現を、本当に素晴らしいなあと思いました。

なぜなら、意図がないということは、相手を自由にさせるということだからです。

病気を治してあげるというのも意図になります。ですからレイキでは、病気が治るようにと念ずることはご法度です。ただ相手の存在を感じ、愛しく思っているだけです。

病気が治るかどうかは、相手の自由なのですから。

愛が自由であることは、ちょっと難しく感じるかもしれませんが、このことがわかると、本当の愛の素晴らしさが理解できると思います。

そしてレイキをしてあげることは、その理解を深めてくれると思っています。

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