自分の手が動物を癒やすアニマルレイキ

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book20150924

[福井利恵/仁科まさき/Kindle版]

レイキは人に対してだけでなく、動物や植物、鉱物に対しても効果があると言われます。すべてのものが宇宙のエネルギーから作られており、レイキはまさにそのエネルギーだと考えるなら、それは当然かもしれませんね。

そんな中で、動物に対するレイキに特化したのがこの本です。「アニマルレイキ」と呼んでいますが、別にレイキの種類が異なるわけではありません。

著者の福井さんは、獣医師でもあります。様々な場面で数多くの種類の動物と接する中で、レイキが実に有効であることを確信されたそうです。そして福井さんは、飼い主がペットにレイキをしてあげることを勧めています。

そのとき、そっと寄ってみて、背中と骨折した足に、手を当ててあげると、ふっと緊張した筋肉が弛緩して、ホーッとため息をついて、また眠ります。レイキは、すごいなと思いました。こんなに効果があるなんて、このときに初めて知りました。」(第2章)

私は、養豚の仕事でも使っていたレイキを、殺処分の瞬間まで使いながらやってみました。すると、魂がすうっと抜けていくような感覚を感じられたのです。一頭だけじゃなくて、何頭もなので、この感覚は、気のせいではないのだと確信を持つようになりました。
 また、レイキをしながらの殺処分だと、明らかに豚が苦しまず、安らかにいけるのです。」(第2章)

病気やケガの治療として使える(※)だけでなく、ペットの心を癒やすことにもレイキは使えるというわけです。

※本書にも注記がありますが、レイキは「医療」ではありません。したがって、医師や獣医師以外が、レイキをして「治療」や「治る」という表現をすることは、医師法や獣医師法に抵触する可能性があります。

 

また、ペットにレイキをしてあげることは、飼い主の精神性の向上にも役立ち、ひいてはそのことでペットとの関係がよくなり、ペットを幸せにしてあげることもできると言います。

アニマルレイキをすることで、動物のメンタル面の向上が顕著に表れます。私は、この現象の理由を自分なりに分析してみましたが、①動物自身の問題の解消、②飼い主さんとのつながり方の問題解消、この二つの側面があるようです。」(第5章)

しかし、動物が良くなるには、あるポイントを押さえなければならにということも同時に知ることになりました。それは、飼い主さんの意識が変わらないと動物が結局は良くならないということです。」(はじめに)

レイキには「五戒」というものがあって、怒ることや心配することを戒めています。そういう気持ちを持ってペットにレイキをすることで、飼い主の精神性が高まり、ペットとの関係も良くなると言います。

アニマルレイキの特徴として、動物との絆が健全に深まることや、深いコミュニケーションがとれるようになり、ペットと楽しく生活ができることがあります。さらにはペットロスの悲しみを和らげたり、人の心を救うという、大きなテーマを含んでいると思います。」(あとがき)

ペットの方が人間より寿命が短いので、ペットの最後を看取ることも多いと思います。そういう場面でも最後の最後までレイキをしてあげることで、ペットを楽に逝かせてあげることができるし、また飼い主も心の平安が得られるのですね。

 

ペットを飼っておられる方、動物が大好きだという方には、ぜひアニマルレイキを修得していただきたいです。

Kindle版の電子書籍か、オンデマンド印刷したものを購入できます。

 

 

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