レイキを学ぶ

レイキを習得するには、マスターから霊授(アチューンメント)を受ける必要があります。

もちろん、ただアチューンメントを受けるだけでなく、レイキそのものやレイキをする方法について学ぶことが大切です。

そのため西洋レイキでは、レイキを3段階に分けて習得するようになっています。

それぞれの段階ごとに約6時間くらいの講習(アチューンメントを含む)を行うところが多いようです。

 

レイキの3つの段階は、それぞれレイキ1、レイキ2、レイキ3のように呼ばれたり、レベル1~3のように表すところもあります。

国際レイキ普及協会では、ファースト・ディグリー、セカンド・ディグリー、サード・ディグリーのように呼んでいます。

この上には、マスター(ティーチャー)と呼ばれる指導者を養成するための講座もあります。

レイキのレベルとしては変わらないのですが、指導者養成講座を受けることで、アチューンメントの方法などを学ぶことになります。

reiki20140614-3

この4つの段階について、国際レイキ普及協会では以下のように説明しています。

レイキ1(ファースト・ディグリー):レイキエネルギーの回路を開き、レイキのエネルギーが使えるようにする。主に肉体へのヒーリングができる。

レイキ2(セカンド・ディグリー):3つのシンボルとマントラ(おまじないのようなもの)を学ぶことで、心や感情のヒーリング、および遠隔ヒーリングができる。

レイキ3(サード・ディグリー):マスター・シンボルとマントラを学ぶことで、高次元のエネルギーにつながることができ、魂への働きかけや深い瞑想ができる。

レイキ4(ティーチャーズ・ディグリー):他の人のレイキのチャンネル開く方法を学ぶことで、他の人にレイキを伝授できる。

 

それぞれの講座を受けるのに必要な時間や金額、また講座と講座の間に必要な時間や条件は、それぞれの流派や教えるマスターによって違いがあります。

どれが正しくて、どれが間違いと、一概に言えることではありません。

その判断基準についても、それぞれのマスターが独自の見解を持っていますので、その話を聞いた上で、受ける人自身が判断することをお勧めします。

 

なお、上記は西洋レイキの講習ですが、日本で伝統的に行われてきたレイキを引き継いでいる人たちもいて、そこではまた違う段階や講習があります。

その講習を行っている直傳靈氣研究会のサイトから、その内容を書き出してみましょう。(直傳靈氣:一般の人が伝統的な日本の靈氣を学べる唯一の団体)

1日目:前期1 3時間
2日目:前期2,前期3 6時間
3日目:後期1,後期2 6時間

3日間で87,550円となっています。(2014年9月30日現在)

なお、このあとの指導者養成コースは、「師範格認定コース」「師範認定コース」となっているそうです。(「直傳靈氣」p.24より)

西洋レイキとの対比では、以下のようになるようです。

レベル1≒前期1,2
レベル2≒前期3,後期1,2
レベル3≒師範各養成
レベル4≒師範養成
(「直傳靈氣」p.25より)

 

直傳靈氣では、原則として西洋レイキとは別物だとしています。

しかしその流れからして、レイキそのものは同じだと思います。(これもまた、それぞれの判断だと思いますが。)

ただ直傳靈氣は、レイキの発祥に立ち返って、代替療法、つまり病気や怪我の治療としてレイキを行うことを目指しています。

西洋レイキは、その始まりであるハワイでの伝授の時から、治療という目的を捨て、ヒーリング(癒し)として伝えられてきました。

これは現代の日本と同様に、代替療法とするには法律の壁があったからだろうと思われます。

そういう意味で、治療という目的を捨てた西洋レイキと、それを目的とした直傳靈氣は異なるという見解は理解できます。

しかし西洋レイキであっても、表立っては言わないものの、病気治療に使える技術を教えるところもあります。

 

このようにレイキは、様々な流派があって、それぞれのマスターに考え方の違いがあります。

どれが正しいと一概には言えませんので、それぞれ受講される方が判断してくださいますようお願いします。

レイキって何?

レイキは、日本発祥の手当て療法です。

創始者は臼井甕男(うすい・みかお)氏で、1922年(大正11年)から臼井靈氣療法として、病気や怪我の治療を行ってきました。

その後、臼井霊気療法学会を設立し、レイキの普及を行ってきました。

 

このように、代替療法として始まったレイキですが、その後、日本の敗戦という事情もあり、代替療法は鍼灸あんまなど、一部に制限されることになりました。

そのため法律上、レイキによって治療を行うというと表現することは禁じられています

臼井霊気療法学会は今も存在しますが、固く門戸を閉ざして、設立時のレイキを普及するという理念はなくなってしまったようです。

その代わり、海外から逆輸入されたレイキ(西洋レイキ)が、1980年台になって日本に再上陸し、広まっているという状況です。

こういう事情があるため、本来は靈氣(霊気)と漢字で表記されたものが、REIKIとかレイキと書かれるようになったのです。

 

漢字で「霊気」と書くことから、霊的なものを想像し、何やらおどろおどろしいものと考える人がいますが、これは誤りです。

霊の旧字体は靈で、雨が落ちる様子を表す象形文字だそうです。

農業に最も大切な天からの恵みである雨、それを受ける器(口を3つ並べたもの)、その下に神事を司る巫(みこ)という字を加えて靈なのです。(「直傳靈氣」p.20より)

つまりレイキは、天からの恵みである気という意味にもなります。

また霊という字は、霊魂にも使われますが、他にも霊峰富士だとか霊長類のように、優れたものを意味する言葉です。

したがって、「霊=幽霊」のように考えて恐れるのではなく、「素晴らしい気」というように考えてください。

 

またレイキは、何か特殊なことをしなければ使えないものではなく、人が本来持っている能力であると言います。

つまり、誰でも自然と手から気が出ていて、その自然な気をレイキと呼んでいるに過ぎないのです。

人の身体は気を通すパイプのようになっているのですが、それが何らかの理由で詰まってしまっている。

その詰まりを取り除けば、本来の能力が取り戻せるというわけです。

レイキでは、その詰まりを取り除くこと靈授とかアチューンメントと言います。

マスターからそれを受けることで、誰でもレイキを出す能力を身につけることができ、それは一生、変わらないと言われています。

 

レイキの特徴を、国際レイキ普及協会のサイトから引用しましょう。

1.誰でも簡単に身に付けられる(才能や資質に左右されない)
2.効果が実感でき、人生を大きく変える宇宙エネルギーの活用法
3.実践・継続が簡単で、手軽に続けられる
4.研究・実践を重ねれば重ねる程、それに応えてくれる奥深さを併せ持っている魅力的なテクニック

このような魅力的な技術がレイキなのです。

 

マイホーム・レイキ

book20140914-1

[仁科まさき/BABジャパン]

レイキスクール「香りの森」を運営されている仁科まさきさんは、西洋レイキのマスターであるとともに、直傳靈氣の大師範でもあります。

その仁科さんが、家族の健康管理にレイキを使うために書かれた本です。

この本は、家族の不調のケアや、病気の予防など、レイキで健康を守ることにスポットを当てた、これまであまりなかったタイプの本です。レイキの本来の実力を知ってもらい、日常で活用していただくために書きました。」(p.3)

最初にこのように、この本を紹介しています。

 

レイキは、ただ手を当てるだけで心身を癒し、病気を予防することができます。ただ、時間がかかるのが短所とも言えます。

しかし、見方を変えれば、その短所が長所にもなるのです。特に家族という親しい関係においては、「時間がかかる=時間をかける」というメリットがあるのです。

病院なら、1時間かけて治療してもらうより、同じことが1分で済むなら、その方が良いでしょう。

でも風邪をひいた時など、家族が傍に寄り添ってくれるなら、1分より1時間の方が、ありがたいと感じませんか?

そう、ただ手を当てて寄り添ってくれることが、しかも長い時間をかけてくれることが、愛情表現になるのです。

レイキは、レイキをすることで、自分にとってその人が大事だということが伝わるのです。子供に言葉を使わないで愛情を送ることもできますし、親に言葉を使わないで愛情を伝えることも出来ます。」(p.43)

私が両親に対してレイキをしてあげたときも、このことを強く感じました。レイキは愛なのだと思います。

 

仁科さんは、レイキは単なる癒しの手段ではなく、生き方そのものだと言います。

単純に手を当てるということ自体、それを心を穏やかにして自然体で実行すれば、実はレイキは生き方になるのです。
 他人に何かをしてあげよう、この人の力になってあげようという優しい気持ち、結果を相手に任せようという謙虚な心持ち、相手に喜んでもらう嬉しさ、自分にもエネルギーが流れるありがたさ、そういった素晴らしい気持ちや感謝が自分の生き方に反映されてきます。レイキをするという行為、レイキをしながら起こる心持ち、自然と生まれる相手に対する感謝の気持ち、自分に対するポジティブなイメージ、このような素晴らしいことができるように作られた自然や宇宙に対する感謝や敬意、これらは技法ではありません。精神世界という単語で表現できるものでもありません。これらは生き方そのものと言えるのです。」(p.260 – 261)

レイキのことを知れば知るほど、私もこのことを実感しています。

レイキをすることが愛であるなら、レイキはまさに生き方そのものなのです。

 

また仁科さんは、「レイキは自然な意図のないエネルギーだ」と言われます。私はこの表現を、本当に素晴らしいなあと思いました。

なぜなら、意図がないということは、相手を自由にさせるということだからです。

病気を治してあげるというのも意図になります。ですからレイキでは、病気が治るようにと念ずることはご法度です。ただ相手の存在を感じ、愛しく思っているだけです。

病気が治るかどうかは、相手の自由なのですから。

愛が自由であることは、ちょっと難しく感じるかもしれませんが、このことがわかると、本当の愛の素晴らしさが理解できると思います。

そしてレイキをしてあげることは、その理解を深めてくれると思っています。