日本と霊気、そしてレイキ

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book20140930

[仁科まさき/MyISBN – デザインエッグ社(Kindle版)]

「マイホーム・レイキ」の著者、仁科まさきさんの電子書籍です。Kindle版、またはオンデマンド印刷のペーパーバックとして購入できます。

この本は仁科さんが、レイキの歴史、社会との関わりについて興味を持ち、それをまとめておきたいと考えて書かれたものです。

 

電子書籍にした理由を、仁科さんはこう言っています。

電子書籍では、分量や内容の制約もないことから、かなり個人的な見解でも自由に書くことが出来ました。

そしてこの本の読者層についても、このように言っています。

本書は、レイキ初心者のための本ではなく、すでに一定の知識や経験を持った読者を前提にしています。

私はどちらかと言えばレイキ初心者なのですが、この本を読むことで、レイキの歴史的な背景や、伝わってきた様子がよくわかりました。

なので初心者かどうかと言うより、そういうレイキの背景に興味があるかどうかが重要なポイントだろうと思います。

もちろん、指導者クラスの人であれば、こういった内容を知っておくことは、指導に深みをもたせる上で重要だろうと思います。

 

この本の章タイトルを書いておきます。

第1章 霊気以前の代替療法
第2章 霊気の始まり
第3章 霊気以外の手当て
第4章 臼井霊気療法学会
第5章 林忠次郎先生
第6章 過去と現在の接触
第7章 戦争への道
第8章 占領下・戦後の日本
第9章 西洋への伝搬
第10章 日本の西洋レイキ
第11章 霊気とレイキの比較
第12章 生き残った代替療法

このように、非常に広範囲にわたって、レイキに関する情報が書かれています。

レイキの枠を超えて、代替医療全般についても触れられているので、当時の日本の状況が想像できますね。

しかも、それらが文献に基づいて書かれているところが、素晴らしい点だと思います。

レイキの世界を深く知るのに、とても役立つ本だと思います。

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