靈氣と仁術-富田流手あて療法

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book20150130[富田魁二/望月俊孝復刻/BABジャパン]

臼井霊気療法を習った著者の富田氏は、レイキを独自に進化させて、富田流手あて療法を確立しました。

この当時、臼井霊気療法からスピンアウトして独自の療法を確立した人は、他にも何人かいたようです。

この本は、昭和8年に出版されたものを、ヴォルテックスの望月俊孝さんが復刊されたものです。

 

この療法によつて治療する時は、医薬を凌駕する効果を奏する事が出来る。否確実に効果を奏しておる。」(p.254)

この本では、実際に治療した患者の病名、治療回数なども開示されています。

この治療に絶対的な自信を持っておられたのでしょう。

 

元来治療と言ふのは、病気を治さんがための手段方法であるがこの病気を治すと言ふ根源は他人の力に因つて出来得る性質のものではない。病者自体に存在する性質のものである。即ち病者の自然療能作用の発動いかんに因つて成立しあるひは不成立に終るべき治療の原則である。この原則はこの療法に限つた訳ではない、すべての療法は皆同一であるはずだ。そこで治療すると言ふことは病者の自癒力を基礎としてこれに諸精分を与へ病気に抵抗するの力量を増加せしめんがために行はれる手段方法がいはゆる治療である。」(p.143)

レイキは、宇宙に充満している氣(靈氣)が施術者を通って患部に流れる(患部が吸収する)ことによって、その患部の自然治癒力が増強されるのです。

この原理がわかれば、患者に副作用がないことや、施術者に悪い影響がないことも理解できます。

 

今仮に、乳を患ふ婦人があつて、これを医学上乳癌と診断したとすれば、この治療箇所は、乳のみを治療するのが、普通の治療法である。あるいは手術に、あるいは湿布にと、治療に手を尽くすのであろう(※)元来癌病は、不治の病気と見なされておるので、治療の効果も至つて面白くないのが通例である。
 この病者をこの療法によつて実地研究したるに乳の治療も、もちろん必要ではあるが、この時は、子宮の治療が有効であることを発見したのである。したがつて子宮を治療することによつて適確に効果を奏し得るのである。」(p.132)

※ここに句点(。)が入らないとおかしいと思われますが、本には句点がありません。

レイキ療法の特徴がここに書かれています。西洋医学なら、その患部を治療しようとします。そのため、病気の根本原因(病根)が外にあることが、なかなかわかりにくいのです。

一方のレイキは、手を当てることでヒビキを感知します。そのヒビキは、患部だけでなく病根からも得られる反応なのです。

西洋医学では、どこがどう悪いのかがわからないと対処できません。そのため、診断が重要になります。

一方のレイキは、病根と患部がわかればよく、そこがなぜ悪いのかとか、どのように悪いのかを知る必要がありません。西洋医学的な診断を必要としないのです。

 

昭和初期、レイキ療法の全盛だったと言ってもよいでしょう。全盛期には全国で約100万人もの施術者がいたそうです。

今は代替医療としては認められていませんが、当時のように心身を癒して人々を元気にさせるレイキが、復活してほしいものだと思います。

 

 

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