ガン治療にレイキ療法

最近読んだ本で、ガンの治療としてレイキ療法を使った例が紹介されていました。これは私のレイキの先生から紹介された本で、著者は自らガンを克服されたという橋本医師です。

他のブログで紹介していますので、そちらもご覧ください。
ガンを自分で治した医師の「ガン治し」本気塾
(画像をクリックするとリンク先へ飛びます。)

 

この中で橋本医師は、レイキ療法が有効であることを書かれています。そして、レイキを応用した治療法についても書かれています。

レイキに関して書かれた部分を、以下に引用します。

私は精神的な安定を求めて、さまざまな治療法の情報収集に務めました。
 まずとり入れたのは「レイキ療法」です。レイキとは、人間の体を含む万物すべてがこの世に生み出されるときの宇宙エネルギーのことです。レイキ療法の世界では、私たちは絶えず宇宙エネルギーの流入・循環・流出をくり返すことで、心身の健康を保っていると考えられています。そこで、この宇宙エネルギーの流れをよくすることで、心身をすこやかにしようとするのがレイキ療法です。
 多くのハンドヒーリングが自分自身のエネルギーを与えて相手を元気にしようとするのに対し、レイキ療法では宇宙のエネルギーを体内にとり入れるので、施術者がエネルギーを奪われることはありません。施術者は宇宙エネルギーの通過口にすぎず、自分の体にも宇宙のエネルギーを通すことで、施術者自身も流れがよくなるという特徴があります。
 またレイキ療法では、いくつかの言葉を唱えることでエネルギーを高めるという手法を用いています。これらの言葉は脳にインプットされやすく、その心地よい響きが免疫力(体内に病原体が侵入しても発病を抑える力)を高める引き金になるのではないかと考えられています。
 昨今の日本では、「宇宙エネルギー」などというと、バカにされたり、宗教か何かと疑われたりしがちです。しかし、レイキ療法はもともと江戸時代以前から存在した日本の伝統療法です。最近では海外でも分析され、先端研究の論文で紹介されています。
 私は友人にレイキ治療を行っている人を紹介され、やってみることにしました。もともと物理が好きな私は、目に見えないエネルギーの存在にも関心があったため、レイキ療法に抵抗を感じるようなことはありませんでした。実際に、コーヒーを二つ並べて、一つには手でエネルギーを当て、もう一つは何もしない状態で飲み比べてみると、明らかに味が変わっていることがわかりました。エネルギーを当てたほうがまろやかでおいしいのです。そんな体験もあって、私はレイキ療法をやってみようと思いました。
 結果的に、レイキ療法は精神的不安定を立て直す手段の一つとしてとても役立ったと思います。私はやり方を教えてもらって、腫瘍のあるおなかにエネルギーを当てることと、朝陽や星空に向かってレイキの言葉を唱えながら免疫力を高めることを実践しました。すると、しだいに体が温かくなってきて、気持ちが落ち着くのを感じました。脳にα波が出るのだと思います。さらに続けていくと、手がビリビリしてくるのを感じるようになりました。まるで、ものすごく元気な大木の横を通ったときのような、満ちあふれるエネルギーを浴びたような感覚です。指の先までビリビリと感じるということは、やはり通りがよくなっているのかもしれません。」(p.48 – 50)

私がおすすめするのは、第1章でふれたレイキ療法の手法をアレンジした「確認行動」です。いわゆるイメージトレーニングの一種ですが、病気がよくなっていることをイメージするために、具体的な行動でそれを示し、確認するという手法です。何をしたらよいかわからないという人は、まずこれをやってみてください。決してむずかしいものではありません。逆にいうと、こんな簡単なことすら行動に移すことができなければ、考え方を変えたり、生き方を変えたりすることなどできるわけがありません。「こんなことをして何になるんだろう」と思っても、「否定するよりとにかく行動する」、それが大切です。
 ポイントは、ただ単に「病気が治る」と口で唱えるだけでなく、宇宙のエネルギーを感じながら行うことです。「大光明(だいこうみょう)」という言葉が出てきますが、これはレイキ療法(くわしくは四八ページを参照)で使う言葉です。「ダイコウミョウ」というイントネーションは人間の脳にインプットされやすく、免疫力を高めるといわれています。

《確認行動のやり方》
❶朝、太陽に向かって手を広げ、朝陽を浴びながら「大光明、私は治る、治る」と唱える。今日も行きていることに感謝し、その感謝を言葉にして発する
❷夜、夜空の下で宇宙のエネルギーを感じながら、今日一日実践したことを振り返り、「○○をしたからよくなった」と、一つひとつ声に出して確認する。ガンのある部位に手を当てて、「消えていく、消えていく」と唱える

 単純なことですが、これを毎日続けてくり返すことで、自分の内面も少しずつ変化していきます。宇宙エネルギーを感じ、宇宙と一体になることをイメージすれば、脳にもα波が出るのか、心がとてもおだやかになり、リラックスできます。毎日、大自然に感謝し、生きていることに感謝し続けると、もうそれだけでじゅうぶんと思えてきて、死生観まで変わります。「明日、目が覚めなくても、もうこれで満足」と、いい意味での開き直りができるようになるのです。そうすると、ストレスからも解放されます。さっそく明日の朝からやってみてください。」(p.102 – 104)

レイキをやっている者からすれば、若干訂正したい部分もあります。ですが、概ね間違ってはいないので、このまま紹介しておきます。

特に後半の「確認行動」は、レイキそのものとはあまり関係がありません。しかし、「五戒」に示されているように、「怒らない」「心配しない」という生き方は、レイキが目指すところです。ですから、その目指すところにおいては、レイキと質的に変わらないという見方もできるかと思います。

元々民間療法として始まったレイキであり、ガンはもちろん、あらゆる病気に効果があると、創設者の臼井氏は言われています。今後、西洋医学はもちろん、あらゆる療法とセットで、レイキもガンの治療に貢献できるのではないかと思います。