好転反応

レイキの施術をする上で、重要な概念があります。
それが「好転反応」(こうてんはんのう)です。

好転反応というのは、わかりやすく言えば、良くなっているはずなのに見た目は悪くなっていると感じられる施術経過のことです。

 

多く見られるのは、慢性的な症状の場合です。一般的に慢性的な症状は、急性期を経て定着したものです。どちらが強い刺激(痛みなど)があるかと言えば、急性期だろうと思います。

すると、慢性期の方が良くなる過程では、急性期をまた経過することになります。そのため、レイキを受けていると急性期のような強い刺激を感じることがあるのです。

 

たとえば、片頭痛の方への施術であったのですが、良くなる過程で「気持ち悪い」という症状が現れました。こういうのも好転反応です。

無理をしてレイキを続ける必要はありませんが、やめてしまうのはもったいないと思います。休憩しながら、我慢できる範囲で続けた方が、良い結果が出るように思います。

 

このように、レイキの施術を受けることによって、まるで悪くなったかのような反応が出てくることがあります。これは好転反応ですので、まったく心配する必要はありません。

そもそも、ただ手を当てているのですから、悪くなるはずがないではありませんか? マッサージのように強く揉むなら、揉み返しということがあるにしても。

しかし、レイキは基本的に自由ですし、途中でやめたからといって悪くなるようなことはありません。あくまでも自己判断で、続けるかやめるかを決めてください。

何よりも無理は禁物です。どんなことも、無理をして良くなることはありません。レイキは長く続けるものですから、無理をしたら続きませんからね。