レイキが流れるパイプ

※まず、「ナチュラル・レイキ」が何かをご存じない方は、この前の「ナチュラル・レイキとは」を先にご覧くださいね。

 

レイキでは、私たち人間には本来、レイキが通る「パイプ」があるという話をします。この例え話は秀逸で、いろいろなことをよく説明できると、私も感じています。

つまり、レイキは私たちの中から作り出されるエネルギーではなく、いわば宇宙のエネルギーが、私たちの中にあるパイプを通って相手の身体に流れるだけだと言うのです。

気功をされている方は、「それは外気功のことですね」と言われることもあります。これが完全に同じとは思わないのですが、要は身体の外にある気を取り込んで流すという意味では同じと言えます。

 

そこで、ではどうすればもっとたくさんの気を流すことができるのか、ということが問題になります。そのとき、「パイプ」があるという例を使うと、パイプが汚れていて詰まりがあったり、パイプそのものが細ければ、レイキが流れにくいですねという説明ができます。

 

ではまず、「パイプが汚れている」とは、どういう状態なのでしょうか?

人は本来、レイキが流れるようになっています。自然なエネルギーだし、それを流すための「手当て」が本能として与えられているのですから。それでも流れにくくなっているのは、パイプに汚れが溜まって詰まっているからだと言えます。

なぜ汚れが溜まるかは、諸説あります。ストレスが溜まる生活が原因という話もあれば、使わないから錆びたのだという話もあります。私もこれについては、何が原因かを特定することはできません。

ただ、その汚れを落とす方法は明確です。水道のパイプの汚れと同様です。そう、水(レイキ)を大量に流せばいいのです。そうすれば、その汚れとともにパイプをレイキが流れ、詰まりを取ってくれます。

もちろん、水道管の場合は、水では溶けない汚れもあるので、洗剤などが必要になることもあります。しかしレイキのパイプは、基本的にレイキしか流れませんから、レイキを流す他ないのです。

 

次に、パイプをレイキが流れるようになったとしても、「パイプが細くてレイキが少ししか’流れない」という問題はどうでしょう? 何とかパイプを太くできればいいのですが・・・

これは、水道管ではうまく説明できません。そもそも水道管なら、取り替える以外に太くする方法はありませんから。でも、血管と考えてみたらどうでしょう? 血管なら柔軟性があるので、よりたくさんの血が流れれば、血管は太くなっていきます。

レイキもまた同じように考えられます。つまり、よりたくさんのレイキを流せば、パイプもまた太くなるのです。

 

つまりどちらの場合も、たくさんの量のレイキを流しさえすれば改善されるということなのです。

では、どうすればよりたくさんのレイキを流すことができるのでしょう? ここでもいろいろ意見はあると思いますが、私は次のことがその順番通りに効果があると感じています。

1.他の人にレイキをしてあげる
2.自分自身にレイキをする
3.クリーン・アップ・パイプ(霊授,アチューンメント)を受ける
4.発霊法を行う

ここではその理由を解説しませんが、要はレイキをすればするほどパイプは太くなるということなのです。レイキを流せば流すほど、パイプが太くなって、レイキが流れやすくなるのですね。

 

上記のことを念頭に、「ナチュラル・レイキ」では「レイキを流す」ことを主眼とした講座を行っています。そもそもすべての人に備わった本能なのですから、何ら特別なことではありません。歩けるのが当たり前のように、レイキができるのも当たり前なのです。